2008年 01月 19日
隣りのおばちゃんおもしろすぎ!!
その日は半年に1度の検査の日でした。
採血、胸部レントゲンと終了し心電図を取っているときの事です。
隣の部屋からおばちゃんと検査の人のやり取りが聞こえてきました。
聞いてはいけないと思いましたがおばちゃんの大きな声がいやおうなしに聞こえてきて、いつしか耳はダンボに・・・(笑)
どうやらおばちゃんは負荷心電図を取るようです。
検査の人(検)「今から3分間運動をしていただいて、心電図を取ります。」
運動っていうのは多分踏み台昇降。
30cm位の台の上り下りを繰り返す、スポーツテストでよくやったあれ。
おばちゃん(お)「えぇっ?3分間も運動?私は駅の階段の上り下りでもすぐに胸が苦しくて苦しくて大変なのに3分間もやらせるのかい?」
検「胸が苦しくなったり、具合悪くなったらすぐにやめて頂いてかまいませんので・・・」
お「ちょっと動くだけで苦しくなるんだよ。それを3分も?」
検「運動して苦しくなった時の心電図の変化を調べたいので・・・
具合が悪くなったらすぐにやめてかまいませんので。」
お「こんなことするの初めてだからどの位苦しくなったらやめたらいいのか分からないよ。
私は苦しくなるから心房細動って言われているんですよ。
この検査して死んじゃう事はないんですか?」
検「えっ・・・それは・・・」
私の心『おばちゃん苦しくなったらやめていいんだから、死ぬまで頑張らなくていいんだよ。
心房細動?本当?心房細動起こしてこんなに元気にしていられるのか?
すごい元気な声だよ。
おぃおぃ、検査の人。そこで黙っちゃダメでしょうが。
「ここは病院の中ですから医師も看護婦もおりますので、具合が悪くなったらすぐ呼ぶことが出来ますので心配はありませんよ。」
位は言わないと。医療従事者は患者を安心させなくては。
検査の人だからしょうがないのかな?看護婦だったらあれこれハッタリかましちゃうよ。
おばちゃんも喋ってないで運動始めてあげなよ。」
などと思いつつ笑いをこらえていたら私の心電図は終わってしまいました。
この検査して死んじゃうことは?を聞いたときにはヒクヒクしてしまいました。
その後おばちゃんが運動したのかは分かりませんでしたが、検査の人の困惑が手に取るようにわかりました。(爆)
そのせいかどうか分からないけど、私の心電図の出来を確認した私の検査の人は手足だけにまた電極をつけて取り直しをしました。
四肢誘導とり忘れただけなのかな?
一緒に病院にいたダンナに報告したら、そんだけずうずうしい心臓の持ち主なんだから死ぬわけないと言ってやれ~
と言っていた。
担当の医師はかなりお疲れの様子で、糖尿病の指針であるデータがちょっと悪くなっていたけど怒られる事もなく1分ほどで診察は終わりましたとさ。
by sanzo8355
| 2008-01-19 10:37
| 日常